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下目黒でシェアハウス始めた

パーティを11時で終わらせるな

という言葉があって、確かソーシャルネットワークだったと思うが、僕は割とこの言葉が好きです。

ところで、この7月から新しいシェアハウスに移ってみた。

ここの人たちに声かけて住み始める前、僕はギークハウス高円寺とギークハウス水道橋というところにいて、それぞれ思い出深いところではあったのだけれど、色々あって今の形に落ち着いた。

ギークハウス高円寺という場所は、個室が一切ないシェアハウスで、一つの部屋に二段ベッドが2つで計4人、それが3部屋ある古い一軒家だった。住民間の距離が(物理的に)とても近く、かえってそれが良い方向に働いてとてもアットホームな場所だった。距離が近いとそれなりにたまるストレスもあるのだけれど、それ以上に住民間で色々話してゲラゲラしてた思い出が多くて、思い返してみると楽しかったなぁと素直に思う。ここに住んではじめて僕は、家族でもなければ恋人・友人とも違う「住人」という特殊な対人カテゴリを得た。

シェアハウスの住人というのはとても不思議な人間関係で、所詮は他人なので大切な部分はお互いなかなか話さない。けれど、一緒に住んでいるうちに積み重なって共有される時間とか物事がなんとなく意味を持ってくる。どうもうまくは言えないのだけれど、とにかく僕はそうやって安易に得られる人間関係に居心地の良さを感じた。一人でいるのが好きなくせして寂しがり屋な人はシェアハウス向いていると思う。

高円寺には一年以上いたのだけれど、社会人になってからは個室ナシの空間はキツイなーと思い、個室があるギークハウス水道橋というところに移った。水道橋は、当時ギークハウス文化の中心地だったと言っていいと思う。地理的にも東京の中心に位置していて、色々な場所から色々な人が集まってきた。もはやギークという概念はその文化の一部でしかなく、リビングにはプログラマ・ニート・就活生・スナック勤務のおねーさん・DJ・芸術家の卵・平田ガールズ・その他よくわからん人が曜日とか関係なく集まってきた。いや。ほとんど平田ガールズだった気がしてきた。どうだろう。あとそういえば漫画の「シマシマ」でしかみたことない添い寝屋という人を始めてみたのもここだ。 水道橋はとても人が「濃い」場所で、僕は毎夜毎夜「東京はいろんな人いるなぁ」と思っていた。リビングは人の流れのうねりのような吹き溜まりのような場所で、とにかくそこに人が集まっていることが奇跡のような感じがしたし、僕はそれを眺めているのが好きだった。

話は全然違うのだが、秋葉原にMOGRAというクラブミュージックの有名な箱があって、気分がいい時にいくととても楽しい。僕が行くのはだいたいアニマトかボカマニで、特にアニマトなんかはオールナイトでやってるから、イベントの時間が深くなるにつれて、どんどん日常生活から遠ざかる感じがする。日をまたいだ頃に終電がなくなって、2時ぐらいに酒回ってハイになって、3時過ぎた頃に足が痛くなって、それでもどっかの原住民みたいに踊ったり跳ねたり叫んだりしてると、だんだんよくわからん感じになってるけど爆音は爆音で、とにかく気分だけが気持ちよく吹っ飛んでいく。 こんな激しくはないけど、僕が水道橋で感じた感覚は割とこれに近いんじゃないかなと思う。なんかよくわからんフロアの一体感みたいな空気に酔って、あーもう隅っこのほうで溶けてるわみたいな気持ちになってくる。

そういう空間において、そこにそういう音楽とか映像が流れているということに実はそれほど強い意味はなくて、とにかくそこにそういう空気が成り立っているのが最も大事なことだと思う。夏祭りもだいたい同じ原理だ。あれが祭りとして成り立っているのは祭事が行われるからではなくて、夏休みに行われるからだし、浴衣を着ていいことになっているからだし、まぁとにかくそういう様々な要因を組み合わせて奇跡的なバランスでそうなっているのであって、それを大事にしないことには祭りは祭りたりえない。

水道橋もそういうバランスの上に成り立っていたのだけれど、残念ながらある日それは失われてしまった。 早い話、そういう空気が許せない人たちの希望によって、内部的から崩れた。夜中はゲスト来訪禁止というルールができたし、他にも善意で行われていたことがルールになって、保たれていた曖昧さは崩れた。一応断っておくが、そういう人たちを批判する気持ちは一切ない。バランス感覚が違えばそれまでだと思う。部屋キレイになったし。 ただ、ゆるい連帯の中で曖昧に生まれたものでしか本質的ではないと思う。

水道橋の出来事は、僕にはパーティーが11時で閉まってしまった感じがした。終電前のイベントには意味がない。 だから、新しく声かけてシェアハウス作ってみることにした。 流れに身を任せるけど、ここが二次会会場になればいいなとぼんやり考えている。

しかし他の住人はエンジニアとして全員が全員で僕なんかより10倍も20倍も優れている人たちなので、結構死にたい。 家の設備とかについては他の住人がもう書いてたしなるべくスピリチュアルな事書いてみた。 声かけたらなんかすごい人来ちゃった感あって死ぬ。 それにしてもブログ塩漬けにしてたし、元々プライベートなこと書かなかったのでなんか恥ずかしい。振り返ったら長くなった。

「長い。三行で。」と言われそうなので三行でまとめます。一行、いや二行でいいです。

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ひっそりとあげ